40代になると年収が上がったり、中間管理職へ昇進したりする同期や友人も多くなってくるでしょう。
周りとの差がはっきり見えるようになり、会社勤めも折り返しが近づく中、周りと比べて自分がどのくらいの位置にいるのか気になる人も少なくありません。
周囲と自分を比べる指標として最も分かりやすいのが年収です。
40代は高校生や大学生の子どもがいる人も多く、今の年収で学費や老後の資金が足りるか不安になる人も多いはず。
周りと比べて年収が低かったり、思うような老後を過ごせそうになかったりするなら、今のうちから年収アップや転職を視野に入れておくのが賢明です。
40代の平均年収は600万円前後ですが、具体的な年齢や性別、業種によっても大きく差が出ます。
また平均年収には一部の高収入を得ている人のデータも入るため、周囲と比べる際は中央値を参考にしたほうが正確でしょう。
今回は40代の働き盛りの人に向けて、平均年収や中央値、年収アップの方法も紹介するので、ぜひ気になる情報をチェックしてみてください。
40代の平均年収は?条件別に調査した結果を詳しく紹介
40代の平均年収について、以下の条件別に調査した結果を詳しく紹介します。
- 性別
- 企業規模別
- 雇用形態別
- 学歴別
- 産業別
年収の中央値や住んでいる地域によって見られる違いもあわせて紹介するので、確認してみてください。
40代の男性女性それぞれの平均年収
国税庁が実施している「民間給与実態統計調査」によると、40代の男性女性それぞれの平均年収は以下の通りです。
金額にはボーナスや残業代も含まれています。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
男性 | 602万円 | 643万円 |
女性 | 335万円 | 346万円 |
男女計 | 491万円 | 521万円 |
参考:国税庁長官官房企画課│令和4年分民間給与実態統計調査―調査結果報告―
男性の場合40歳~44歳よりも45歳~49歳の方が平均年収が高くなっています。
女性の場合は年齢による違いはほとんどありません。
男性の平均年収の違いから、男女合計の平均年収にも年齢層による違いが出ていると考えられます。
平均年収を大きく上回る人の割合は?700万円を基準に確認
平均年収を大きく上回る人の割合はどれくらいなのか、700万円を基準に確認しましょう。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
男性 | 2.5% | 4.2% |
女性 | 0.9% | 1.0% |
厚生労働省が行っている賃金構造基本統計調査の内容は年度によって異なるため、令和元年の結果を元に紹介しています。
男性で年収700万円を超えている人の割合は、男性でも5%より低くなっています。
女性で年収700万円を超えている人は、1%前後です。
40代の年収の中央値
40代の年収の中央値は以下の通りです。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
男性 | 331万6千円 | 361万4千円 |
女性 | 247万6千円 | 246万6千円 |
中央値に関しても令和元年のデータを元に紹介しています。
中央値とは全体の真ん中に当たる数字です。
たとえば「1、2、5、6、8」の数字がある場合、中央値は真ん中に当たる数字なので5になります。
平均値はすべての数字を足して5で割って計算した結果の4.4です。
数字の分布によっては、中央値と平均値に大きな差が出るケースもあります。
「平均年収がおかしい」と感じるのは中央値の方が実情に即しているため
平均年収を調べたとき「平均年収がおかしい」「自分の年収よりもずっと高い」と感じる人もいるでしょう。
「平均年収がおかしい」と感じるのは、平均年収よりも中央値の方が実情に即しているためです。
40代の数字ではありませんが、平均年収と中央値の違いがわかりやすい資料があるので確認しましょう。
以下の表を見ると、同じ年収の分布を見ているのに中央値と平均値では金額が115万円程度異なります。
一部突出して年収が高い人がいると、年収の平均値は引き上げられます。
表を見ると、平均所得額よりも低い部分に多くの人が集中しているのが現状です。
調査結果の説明によると平均所得金額以下の割合が61.1%で、平均所得を超えている人の方が少ない事実を確認できました。
平均所得金額より低い人の方が多い事実から、中央値の方が実情に即していると言えます。
令和2年の調査は中止されているため、今回は令和元年のデータを紹介しました。
大企業と中小企業の違いがわかる企業規模別の40代の平均年収
大企業と中小企業では40代の平均給与に差が出るのか、確認しましょう。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
大企業 | ・男性:398万5千円 ・女性:293万3千円 ・男女計:364万9千円 |
・男性:429万4千円 ・女性:290万5千円 ・男女計:383万5千円 |
中企業 | ・男性:347万1千円 ・女性:268万6千円 ・男女計:319万円 |
・男性:377万1千円 ・女性:272万9千円 ・男女計:339万1千円 |
小企業 | ・男性:322万2千円 ・女性:245万5千円 ・男女計:296万7千円 |
・男性:338万2千円 ・女性:247万3千円 ・男女計:307万7千円 |
企業規模に関しては、常用労働者1,000人以上が「大企業」、100~999人が「中企業」、10~99人が「小企業」と定義されています。
企業規模別に見ると、企業規模が大きいほど年収が高い傾向が見られました。
正社員と非正規社員の違いは?雇用形態別の40代の平均年収
正社員と非正規社員ではどれくらい平均年収が違うのか、雇用形態別に紹介します。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 | 正社員 | ・男性:364万6千円 ・女性:288万1千円 ・男女計:341万8千円 |
・男性:390万5千円 ・女性:292万6千円 ・男女計:361万3千円 |
---|---|---|
非正規社員 | ・男性:230万4千円 ・女性:200万2千円 ・男女計:210万2千円 |
・男性:236万2千円 ・女性:199万2千円 ・男女計:209万9千円 |
年齢層に関わらず、正社員と非正規社員では正社員の方が平均年収が高くなっていました。
同じ年齢層と性別で比較すると、ほとんどのケースで100万円を超える差が付いているのがわかります。
大卒だと平均年収が高い?学歴別の40代の平均年収
大卒だと平均年収が高いのか、学歴別に40代の平均年収を比較しましょう。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
高校 | ・男性:307万7千円 ・女性:222万3千円 ・男女計:283万1千円 |
・男性:332万7千円 ・女性:234万7千円 ・男女計:301万6千円 |
専門学校 | ・男性:327万5千円 ・女性:276万円 ・男女計:304万8千円 |
・男性:345万1千円 ・女性:284万5千円 ・男女計:319万6千円 |
高専・短大 | ・男性:356万円 ・女性:269万3千円 ・男女計:297万1千円 |
・男性:394万6千円 ・女性:278万円 ・男女計:311万2千円 |
大学 | ・男性:407万2千円 ・女性:323万3千円 ・男女計:386万1千円 |
・男性:451万1千円 ・女性:335万2千円 ・男女計:426万9千円 |
大学院 | ・男性:503万8千円 ・女性:427万6千円 ・男女計:490万4千円 |
・男性:552万4千円 ・女性:468万8千円 ・男女計:538万2千円 |
40代の年収の平均が最も高いのは大学院を卒業している人で、次いで大卒となっています。
産業別の40代の平均年収
産業によっても平均年収に違いがあるので、産業別の40代の平均年収も確認しましょう。
データ数が多いので、見やすくするために今回は男女計の数値のみ紹介します。
年齢層 | 40歳~44歳 | 45歳~49歳 |
---|---|---|
鉱業、採石業、砂利採取業 | 328万5千円 | 349万6千円 |
建設業 | 355万5千円 | 371万6千円 |
製造業 | 311万3千円 | 332万4千円 |
電気、ガス、熱供給、水道業 | 434万1千円 | 468万8千円 |
情報通信業 | 418万5千円 | 436万8千円 |
運輸業、郵便業 | 295万1千円 | 305万1千円 |
卸売業、小売業 | 327万4千円 | 348万4千円 |
金融業、保険業 | 431万1千円 | 460万5千円 |
不動産業、物品賃貸業 | 354万8千円 | 380万6千円 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 420万2千円 | 437万4千円 |
宿泊業、飲食サービス業 | 288万8千円 | 292万3千円 |
生活関連サービス業、娯楽業 | 305万8千円 | 303万8千円 |
教育、学習支援業 | 383万9千円 | 414万5千円 |
医療、福祉 | 303万4千円 | 312万4千円 |
複合サービス事業 | 315万3千円 | 345万9千円 |
サービス業(他に分類されないもの) | 284万4万円 | 293万4千円 |
平均年収が高い産業の上位3つは以下の通りです。
- 電気、ガス、熱供給、水道業
- 金融業、保険業
- 学術研究、専門・技術サービス業
専門知識が必要な産業の年収が高い傾向が見られました。
都市と地方で違いはある?平均年収の高い都道府県ランキング
都市と地方で平均年収に違いがあるのか、都道府県別の平均年収をランキング形式で上位15都道府県まで紹介します。
都道府県別の平均年収は全年代のものですが、40代も傾向は同じだと言えるでしょう。
順位 | 都道府県名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 東京都 | 364万2千円 |
2位 | 神奈川県 | 336万2千円 |
3位 | 大阪府 | 326万9千円 |
4位 | 愛知県 | 317万3千円 |
5位 | 京都府 | 312万2千円 |
6位 | 兵庫県 | 307万9千円 |
7位 | 埼玉県 | 303万6千円 |
8位 | 千葉県 | 300万9千円 |
9位 | 三重県 | 298万2千円 |
10位 | 茨城県 | 295万4千円 |
11位 | 広島県 | 290万9千円 |
12位 | 滋賀県 | 290万7千円 |
13位 | 栃木県 | 289万4千円 |
14位 | 石川県 | 289万3千円 |
15位 | 福岡県 | 288万2千円 |
平均年収は大きく違い、最も平均年収が低い宮崎県の平均年収は244万6千円です。
1位の東京都と2位の神奈川県では30万円もの開きがあります。
東京都の平均年収が高い3つの理由
東京都の平均年収が高い理由には、以下の3つが考えられます。
- 大企業が集中している
- 物価が高い
- 人口が多い
東京都には大企業が集中しています。
上記で紹介したように企業規模が大きい方が平均年収が高いため、給与も高くなる傾向があると言えるでしょう。
また東京都は物価が高く、年収が低いとそれだけ生活は苦しくなります。
そのため東京都でも無理なく暮らせる人が集まると、おのずと平均収入も高くなるでしょう。
人口が多いと売り上げが多く、高い給与の設定も可能です。
人が多ければ働く人を集めるために競争になり、給与が引き上げられている可能性もあります。
平均年収を超えたい!40代が年収を上げるための5つのコツ
40代の平均年収を見て「平均年収を超えたい」と考える場合、年収を上げるには以下の5つのコツがあります。
- 結果を出して昇進やインセンティブの獲得を目指す
- 副業や投資など本業以外で収入を増やす
- 高い収入が得られる職場に転職する
- 資格を取得する
- 非正規雇用の人は正規雇用を目指す
それぞれについて確認しましょう。
結果を出して昇進やインセンティブの獲得を目指す
今の職場にいながら年収を上げるなら、結果を出して昇進やインセンティブの獲得を目指しましょう。
職場の評価基準を把握した上で足りない部分を補えるように意識すると、評価につながる場合があります。
目標数値が決まっていて、達成するとインセンティブが獲得できる職場なら、通常の給与に上乗せされた金額分年収アップが可能です。
とはいえ短期間で叶う方法ではありません。
長期的な視点で、年収アップを目指しましょう。
副業や投資など本業以外で収入を増やす
昇進やインセンティブよりも年収を上げられる確率が高い方法が副業です。
厚生労働省も副業を促進する立場を取っており、以前は禁止されるケースが多かった副業が認められるようになってきました。
副業・兼業は、新たな技術の開発、オープンイノベーション、起業の手段や第2の人生の準備として有効とされており、「働き方改革実行計画」において、副業・兼業の普及を図るという方向性が示されています。
本業以外に収入が得られれば年収は上げられますが、時間的・体力的な負担がかかるのは避けられません。
副業をするなら、本業や健康に影響が出ない範囲で取り組みましょう。
副業をするほど余裕がない場合は、投資で収入を得る方法もあります。
投資は確実に収入が増やせるとは言えず、失敗すると損失が出る可能性がある点で注意が必要です。
不安な場合は、リターンが少なくても元本割れしない個人向け国債などの投資や、プロが資産運用をしてくれる投資信託も検討しましょう。
副業も投資も、無理のない範囲で取り組まなければいけません。
高い収入が得られる職場に転職する
40代が年収を上げるには、今よりも高い収入が得られる職場に転職する方法もあります。
今の職場にいながら収入を増やすのが難しいと判断した場合には、転職した方がよいでしょう。
中小企業で働いている人の場合、企業規模が大きいところに転職すれば年収アップが叶えられる可能性があります。
ただし大企業でも給与の決め方によっては収入が減る可能性もあるため、給与規定を確認してから転職を検討しましょう。
ボーナスのない職場に勤めているなら、月給が同じくらいでボーナスのある企業を選べば年収アップも可能です。
転職で年収を上げるなら、転職先をきちんと見極めなければいけません。
40代が転職する場合にはある程度の実績やスキルが求められるため、自分の実力に合う企業を選ぶ必要があります。
合わないところを選ぶと逆に給与が下がる、働き続けられずにすぐ転職するといったケースも。
現在の仕事を続けながら転職活動を進めるのは難しいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
転職のプロにアドバイスをもらいながら効率よく転職活動を進められ、給与の交渉や面接の対策なども行ってくれるエージェントもあります。
直近で転職の予定が無くても登録できるので、少しでも転職に興味のある人はおすすめの転職エージェントの活用を検討してみてください。
資格を取得する
資格を取得する方法は、転職する・しないに関わらず年収をアップさせるのに有効です。
資格がないと担当できない業務に就く場合、資格取得によって給与が上乗せされるケースが見られます。
直接給与に反映されない企業もありますが、自身のスキルアップにつながるでしょう。
担当できる業務が広がれば、将来的に給与アップが期待できます。
転職を目指している人なら、資格手当がつく企業を探す方法もおすすめです。
資格取得によってスキルアップできれば、今よりもよい条件で採用してくれる企業が見つかりやすくなります。
非正規雇用の人は正規雇用を目指す
非正規雇用の人は、正規雇用を目指すのも一つの方法です。
「正社員と非正規社員の違いは?雇用形態別の40代の平均年収」のデータでも紹介したとおり、正規雇用の40代と非正規雇用の40代では平均年収が100万円以上違います。
非正規雇用から正規雇用になるだけでも、年収アップの効果が期待できるでしょう。
非正規雇用から正規雇用を目指す場合、経験のある職種を選ぶのがポイントです。
40代という年代を考えると、未経験の分野では難しいと判断される可能性が高いため、経験を活かして働ける企業を探しましょう。
転職で年収アップを成功させるための6つのポイント
転職で年収アップを目指すなら、これから紹介する6つのポイントを押さえて転職活動をしましょう。
ただ「年収を上げたい!」と思いながら闇雲に転職活動をしていては、年収アップどころか希望の企業への転職も難しいです。
これまで培ってきた経験やスキルを棚卸しし、企業研究や求人情報の収集を積極的に行うなどして、企業側と条件面にズレが生じないようにしましょう。
- 転職の目的を明確にする
- 経験やスキルの棚卸しをする
- 求人情報を集める
- 企業研究と面接対策をしっかりする
- 交渉が可能なら年収交渉をする
- 転職サービスを利用する
それぞれについて詳細を紹介します。
転職の目的を明確にする
転職したいと思ったときには、転職の目的を明確にする必要があります。
今回のように年収を上げる目的で転職先を決めるなら、主に以下の点をチェックしましょう。
- 自分の持つスキルを活かせる転職先か
- 給与や賞与はどのような規定になっているか
- 評価の方法はどうか
- インセンティブ制度はあるか
転職で年収を上げるなら、自分の持つスキルを活かせる転職先を見つける必要があります。
評価されなければ、高い給料を支払ってでも働いて欲しいとは思ってもらえません。
給与や賞与の規定によっては、大企業に転職しても年収が上がらないケースもあります。
給与体系までしっかりチェックし、年収を上げる準備をしましょう。
実力主義の企業なら、結果を出せば給与が上がります。
評価の方法も確認して、結果を出せば給与に反映するところを選ぶのも一つの方法です。
インセンティブ制度がある企業なら、結果を出したときに収入に反映されます。
経験やスキルの棚卸しをする
年収を上げるなら、経験やスキルの棚卸しをする必要もあります。
経験やスキルの棚卸しとは、今の職場での経験や身に付けたスキルを整理して、客観視する作業です。
自分について客観的に把握できたら、アピールできるポイントもわかります。
年収を上げるなら、高い給与を払ってでも来て欲しいと転職先の企業に評価されなければいけません。
自分自身のスキルや経験と企業が担ってほしいと思っている役割が一致した場合に、転職は成功しやすくなります。
自分のスキルや経験を把握していなければ、企業が担ってほしいと思っている役割を果たせるアピールができません。
ビジョンも明確に描けないので、新たな企業で何がしたいかも説明できないでしょう。
経験やスキルの棚卸しをした上で、転職先にアピールしましょう。
転職活動でのアピールだけにとどまらず、自分の市場価値の把握にも効果的です。
あわせてdodaの年収査定を受けてみると、自分の適正年収が具体的にイメージしやすくおすすめです。
求人情報を集める
40代が転職で年収を上げるなら、求人情報を集める必要があります。
40代になると、求人情報そのものが豊富とは言えません。
20代や30代は多くの求人がありますが、40代になると少なくなります。
転職サイトdodaの調査によると、2021年の年代別の転職成功率は以下の通りです。
年代 | 転職成功率 |
---|---|
25歳~29歳 | 40.5% |
30歳~34歳 | 23.3% |
35歳~39歳 | 12.5% |
40歳以上 | 14.6% |
参考:doda│コロナでどう変わった? 転職成功者の平均年齢調査【最新版】
20代は後半だけで40%程度、30代全体で35%程度の割合になっているなかで、40歳以上の転職成功率は14.6%と少数でした。
求人情報をしっかり集めて、自分に向いた企業を見つけなければ、40代での転職は難しいと言えるでしょう。
企業研究と面接対策をしっかりする
40代で転職を成功させて年収アップも叶えるなら、企業研究と面接対策が欠かせません。
企業にはそれぞれ特徴があり、求めている人材も違います。
入社したい企業が求めていない部分についてアピールしても、採用にはつながらないでしょう。
転職先として選びたい企業はどのような企業なのか、自分がどのような役割を果たせるのか、明確に把握するためにも企業研究が必要です。
企業研究ができたら、面接で実際にアピールできるよう練習しなければいけません。
下準備はきちんと行っていたのに、「当日緊張しすぎて何も言えなかった」「深く聞かれて焦ったら答えられなくなった」というケースも見られます。
面接官とのやり取りの中で自分を上手く表現する必要があるため、聞かれる内容を想定して練習しておく必要があります。
交渉が可能なら年収交渉をする
交渉が可能なら、年収交渉をするのも40代が転職で年収を上げる一つの方法です。
年収について言葉にするのは難しい部分もありますが、求人に記載されている金額の範囲内で、理由も明確に添えて伝えれば、受け入れられるケースもあります。
とはいえ給与に関しての話は、タイミングや言い方を間違えると面接担当者に良い印象を与えません。
「希望の給与を聞かれたとき」や「条件を決める面接を設定されたとき」など、タイミングを見計らって交渉しましょう。
転職エージェントを利用すれば、担当者が自分の代わりに給与の交渉をしてくれるところもあります。
企業や面接官相手に給与の交渉をするのが難しいと感じているなら、転職エージェントの利用もおすすめです。
転職サービスを利用する
40代が年収を上げるなら、転職サービスの利用を検討しましょう。
ポイントとして5つ紹介しましたが、全てを自分で行うのは難しいのが事実です。
転職活動をしている間も今の仕事を休めるわけではないので、限られた時間の中で情報収集や対策を行わなければいけません。
仕事を辞めてから次を探す方法もありますが、収入が安定しないため在職中に転職先を決めるのがおすすめ。
次の就職先が決まらずに、とりあえず採用してもらえたところに行き、結果として年収が下がる可能性も考えられます。
転職サイトや転職エージェントを利用すれば、今の仕事を続けながらの転職活動が可能です。
仕事やプライベートが忙しく、あまり転職活動にがっつり時間をかけられない人は、転職サイトよりも転職エージェントをおすすめします。
転職のプロがサポートしてくれるため、効率良く転職活動を勧められるでしょう。
「40代におすすめの転職サイト・エージェント7選」でおすすめの転職エージェントも紹介しています。
40代の転職を成功させるなら転職サイトやエージェントを利用するべき理由
40代におすすめの転職サイト・エージェント7選
転職を成功させるために、転職サイトやエージェントの利用をおすすめするのには理由があります。
一番のおすすめの理由は、非公開求人や魅力的な求人を見つけられる点です。
1人では見つけられないような求人や条件に出会えるため、当初の目標よりも満足度の高い転職ができる可能性もあるでしょう。
また既に今の会社でバリバリ働いている40代の場合、働きながら転職活動を進めるのは心身ともに限界があります。
エージェントを利用すれば、面接対策や条件面の交渉もしてくれるので、本業を疎かにせずスムーズに新たな企業への転職が可能です。
それでは転職サイトやエージェントの利用をおすすめする、具体的な理由を見ていきましょう。
- 魅力的な求人に出会える
- 企業についての詳細な情報が得られる
- 効果的な面接対策ができる
- 転職エージェントなら交渉を代行してもらえる
転職サイトや転職エージェントは、無料で利用できるサービスです。
採用できた場合に、応募先の企業が手数料を支払う形で成り立っているため、利用者が料金を負担する必要がありません。
転職サイトと転職エージェントには、以下の違いがあります。
転職サイト | ・自分で求人を探す ・自分で求人に応募する |
---|---|
転職エージェント | ・求人を紹介してくれる ・選考対策をしてくれる ・交渉も引き受けてくれる ・退職のアドバイスも受けられる |
自分に合うサービスを選んで有効活用して、転職を成功させましょう。
魅力的な求人に出会える
転職サイトや転職エージェントを利用すると、魅力的な求人に出会える可能性があります。
転職サイトでは、掲載されている数多くの求人のなかから条件を指定して求人の検索が可能です。
転職エージェントの場合は、キャリアアドバイザーが転職者に合う求人を紹介してくれます。
自分で検索して求人を見つけても構いません。
転職エージェントでは、一般には公開されていない非公開求人に出会える可能性があります。
非公開求人は、以下のような理由で転職サイトや求人誌には載っていない求人です。
- 人気の求人で公開すると応募が殺到する可能性がある
- 他の企業には知られたくない重要な地位に就く人材を募集している
- 急いで応募者を探している
人気がある求人は応募者が殺到して選考が難しくなるため、転職エージェントを通して自社に合いそうな人材のみを紹介してもらう場合があります。
極秘のプロジェクトを進める場合など、他の企業には知られたくない重要な地位に就く人材を募集している場合も、求人が公開されません。
できるだけ急いで採用したい場合にも非公開求人になるケースがあります。
急いでいるので、採用される可能性が高いのがメリットです。
企業についての詳細な情報が得られる
転職サービスを利用すると、企業についての詳細な情報が得られます。
転職サイトでも必要な情報は公開されていますが、より深い情報が欲しい場合は転職エージェントの利用を検討しましょう。
転職エージェントは企業の担当者と直接やり取りをしていて、企業について詳しい情報を持っています。
求人情報や企業のホームページを見るだけではわからない社風や雰囲気など、詳細にわたって情報を教えてもらえるのがメリットです。
転職エージェントによっては、原則として職場訪問を行ってから情報を掲載するなどの工夫を行っています。
転職エージェントは、企業と転職者がマッチする職場を紹介するのが目的です。
転職した後すぐに退職する人が出ないように、必要な情報を提供した上で転職者が応募するか判断できる体制が整えられています。
効果的な面接対策ができる
転職エージェントに登録すれば、効果的な面接対策ができます。
転職サイトは基本的に自分で応募先を決めて応募し、選考についてやり取りをするため、面接対策は行っていません。
転職エージェントでは転職者に担当のキャリアアドバイザーがついて、様々なサポートを行ってくれます。
サポートの一つが面接対策で、以下のようなサポートが受けられるのが魅力。
- 経験やスキルの棚卸しのサポートをする
- 1対1で模擬面接を実施する
- プロの目線でアドバイスをする
- 何度でも面接練習に対応する
- 服装などのアドバイスもする
面接で何を話せばいいかわからない場合は、アピールポイントを見つけられるように経験やスキルの棚卸しのサポートもしてもらえます。
面接で言いたいことが言えるよう、模擬面接の実施やプロ目線でのアドバイスが受けられるのもメリットです。
面接練習は何度でもできて、必要であれば服装などのアドバイスも受けられます。
転職エージェントなら交渉を代行してもらえる
転職エージェントなら、交渉も代行してもらえます。
面接日程の交渉はもちろん、労働条件などの詳細にわたっての交渉も担当してくれるので、安心です。
自分では言い出しにくい収入に関する交渉も、代行してもらえるケースがあります。
40代の人が年収にこだわって転職をするなら、担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。
事前に相談しておけば、希望に合う求人の紹介や年収の交渉をしてもらえる可能性が高いと言えます。
年収を上げたい40代におすすめの転職サイト・エージェント7選
40代におすすめの転職サイトや転職エージェントを、7種類厳選して紹介します。
ハイクラス向けや管理職の求人を多く保有しているところもあるので、上手に活用して年収アップを目指しましょう。
本気で年収アップを狙うなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職サービス | 種類 | 公開求人数 | 非公開求人 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
JACリクルートメント | 転職エージェント | 12,968件 | あり | ・ハイクラスとミドルクラスの転職に特化している ・30代から50代の転職に力を入れている ・グローバル転職のサポートにも強みを持っている ・非公開求人の割合が60%と高い |
doda | 転職サイト ※エージェントサービスも利用可能 |
133,135件 | あり | ・年収の条件を指定して検索できる ・エージェントサービスもある ・スカウトサービスもある |
リクルートエージェント | 転職エージェント | 191,246件 | 249,047件 | ・求人数が豊富にある ・管理職やハイクラスに特化した求人もある ・過去にプラス評価されている人の特徴も教えてもらえる |
パソナキャリア | 転職エージェント | 39,544件 | あり | ・検索時に大まかな年収の下限が設定できる ・転職後の年収アップ率が67.1%と高い ・スカウトサービスもある ・年代に合わせた転職情報が得られる |
ビズリーチ | 転職サイト | 73,939件 | あり | ・転職者の4割が40歳以上を占める ・年収800万円を超える求人が6割以上を占める ・40代の転職後の年収の平均が960万円と高い※ (※ハイクラス会員の実績) ・有料プランがある |
enミドルの転職 | 転職エージェント | 141,801件 | 92,000件 | ・登録者の平均年齢が45歳で40代に向いている ・平均年収が1,000万円を超える求人が1万件以上ある ・非公開求人がスカウトで届く |
リクルートダイレクトスカウト | 転職スカウトサービス | 103,657件 | あり | ・年収800万円~2,000万円の求人を多数保有している ・登録したらスカウトを待つだけで簡単に利用できる ・年収の幅が50万円単位で指定できる |
※求人数は2022年5月現在
転職サイトや転職エージェントは数多くありますが、40代の人が転職を考えるなら40代に合うサービスを選ばなければ希望通りの転職はできません。
今回紹介しているサービスの中から、希望に合うものを選んで利用してください。
ハイクラス転職に特化したJACリクルートメント
種類 | 転職エージェント |
---|---|
公開求人数 | 12,968件 |
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特徴 | ・ハイクラスとミドルクラスの転職に特化している ・30代から50代の転職に力を入れている ・グローバル転職のサポートにも強みを持っている ・非公開求人の割合が60%と高い |
JACリクルートメントは、ハイクラスとミドルクラスの転職に特化した転職エージェントです。
30代から50代の転職に力を入れているサイトで、40代の転職にもおすすめ。
JACリクルートメントの転職成功割合を見ると、40歳~44歳が全体の20%、45歳~49歳が全体の17%と、高い割合を占めています。
参考:40代の転職に強い転職エージェント。実績を元に解説2022年最新版
40代の転職専門のコンテンツもあり、転職を成功させるためのヒントが得られます。
実際に40代で年収がアップした人の事例も公開されているので、参考にして転職活動を進めましょう。
全体の40%が公開求人で、非公開求人が60%と非公開求人が多いのも特徴です。
公開求人の数から考えると、非公開求人が1万8千件程度あると考えられます。
JACリクルートメントはグローバル転職に強いのも特徴で、外資系や海外進出企業の求人も豊富です。
約800名のコンサルタントが在籍していて、チームで転職者をサポートしてくれます。
多角的に求人を紹介してもらえるため、幅広い選択肢から選択が可能です。
エージェントサービスの利用も可能な転職サイトdoda
種類 | 転職サイト ※エージェントサービスも利用可能 |
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公開求人数 | 133,135件 |
非公開求人 | あり |
特徴 | ・年収の条件を指定して検索できる ・エージェントサービスもある ・スカウトサービスもある |
dodaは多数の求人情報を持つ転職サイトです。
2022年5月の調査時には、13万3千件を超える求人が掲載されていました。
年収の範囲を指定して検索が可能なので、最低限稼ぎたい金額を入力して求人を検索すると、今よりも年収を上げられる求人に出会いやすいでしょう。
dodaではエージェントサービスも利用できるため、転職活動のサポートをしてもらいたい場合はエージェントサービスの利用がおすすめです。
エージェントサービスに登録すると、各専門のスタッフが転職活動をサポートしてくれます。
職務経歴書や履歴書の添削、面接対策や日程の調整など、豊富なサポートが受けられるので、ぜひエージェントサービスの利用も検討しましょう。
求人数は公開されていませんが、非公開求人もあります。
転職活動の時間がなかなか取れない人は、スカウトサービスの利用もおすすめ。
企業から直接オファーが届く仕組みで、スキルや経験に合う求人が見つかりやすいのがメリットです。
匿名でスカウトが受けられるため、今の職場に転職活動が知られる心配もありません。
書類選考なしで必ず面接が受けられる面接確約オファーが届く場合もあるなど、効率的に転職活動が進められます。
非公開求人を多く持つリクルートエージェント
種類 | 転職エージェント |
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公開求人数 | 191,246件 |
非公開求人 | 249,047件 |
特徴 | ・求人数が豊富にある ・管理職やハイクラスに特化した求人もある ・過去にプラス評価されている人の特徴も教えてもらえる |
リクルートエージェントは業界トップクラスの求人件数を誇る転職エージェントで、2022年5月現在公開求人が19万件以上あります。
非公開求人数はさらに多く、25万件近くの求人から自分に合った求人の紹介が受けられるのがメリットです。
求人数が多いため、自分に合った求人情報を紹介してもらえます。
「ITやwebエンジニアの転職」「管理職やハイクラス転職」「外資系やグローバル転職」など、専門領域に特化した転職支援を行っているのも特徴。
給料を上げるなら、専門性を生かした転職や管理職・ハイクラス転職を目指す方法もおすすめです。
多くの転職支援を行ってきた経験豊富なキャリアアドバイザーのサポートが受けられるので、安心感もあります。
企業それぞれについての詳しい情報の提供も可能で、過去にプラス評価された人の特徴も教えてもらえるのもメリットです。
自分の経歴を元にプラス評価してもらえる企業に転職できれば、給与アップも目指せます。
転職後の年収アップ率が67%を超えるパソナキャリア
種類 | 転職エージェント |
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公開求人数 | 39,544件 |
非公開求人 | あり |
特徴 | ・検索時に大まかな年収の下限が設定できる ・転職後の年収アップ率が67.1%と高い ・スカウトサービスもある ・年代に合わせた転職情報が得られる |
パソナキャリアは「2022年オリコン顧客満足度調査転職エージェント第1位」を獲得した実績を持つ、利用者の満足度が高い転職エージェントです。
過去に46万人の転職をサポートしたノウハウを元に、客観的な視点から経験や希望にマッチする求人を紹介してくれます。
公式サイト上での求人の検索もできて、検索時には100万円単位で年収の下限の大まかな設定が可能です。
年収の下限を設定しておけば、今よりも年収を上げられる可能性があります。
転職後の年収アップ率が67.1%と高いのも、おすすめの理由です。
パソナキャリアにはスカウトサービスもあり、登録しておけば自分に合う仕事が見つかり次第連絡をもらえます。
自身の市場価値を知るためにも役立つので、ぜひ登録を検討しましょう。
公開求人数の中には、サイトに掲載していても企業名が伏せられているものが含まれています。
パソナキャリアの求人情報は70%が非公開なので、条件のよい求人に出会いやすいのもメリット。
公式サイトでは年代別に転職を成功させるポイントが掲載されていて、40代の転職に必要な情報も得られます。
転職者の4割が40代以上のビズリーチ
種類 | 転職サイト |
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公開求人数 | 73,939件 |
非公開求人 | あり |
特徴 | ・転職者の4割が40歳以上を占める ・年収800万円を超える求人が6割以上を占める ・40代の転職後の年収の平均が960万円と高い※ (※ハイクラス会員の実績) ・有料プランがある |
ビズリーチはハイクラス転職に特化した転職サイトで、経験やスキルに自信がある人におすすめ。
優良企業や一流のヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みで、年収を上げるのにぴったりです。
スカウトを待たずに自分からヘッドハンターに連絡する方法もあるので、自分から行動したい人はヘッドハンターに相談しましょう。
転職者の4割が40歳以上と、40代の転職にも向いています。
年収800万円を超える求人が6割以上を占めていて、年収1,000万円を超える求人も豊富です。
通常、転職サイトや転職エージェントは無料で利用できますが、ビズリーチには有料プランもあります。
全てのスカウトの閲覧や返信には有料プランへの登録が必要な点に注意しましょう。
有料プランの種類と30日間の料金を表にまとめてみました。
タレント会員 | 3,287円 |
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ハイクラス会員 | 5,478円 |
※料金は税込み価格です
ハイクラス会員の40代の転職後の平均年収は960万円と高くなっているので、有料プランを活用して可能性を広げましょう。
ミドル世代向けのハイクラス転職サイトenミドルの転職
種類 | 転職エージェント |
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公開求人数 | 141,801件 |
非公開求人 | 92,000件 |
特徴 | ・登録者の平均年齢が45歳で40代に向いている ・平均年収が1,000万円を超える求人が1万件以上ある ・非公開求人がスカウトで届く |
enミドルの転職は、ハイクラスのミドル世代向けの転職エージェントです。
登録者の平均年齢が45歳と、40代の転職におすすめ。
高年収の求人も多く保有していて、平均年収が1,000万円を超える求人が1万件以上あります。
専門分野に精通したエージェントが転職活動を支援してくれる、転職活動に不安がある人も安心のサービスです。
よりよい条件で転職ができるよう条件面での交渉もしてくれるため、年収を上げやすいのがメリット。
紹介先企業の人事方針や経営に関する情報も事前に得られ、自分に合う企業か、長く働き続けられそうか判断した上で選考に臨めます。
非公開求人を多く保有しているのも特徴です。
2022年5月時点で92,000件の非公開求人があります。
スカウトサービスも利用可能で、優良企業や専門分野に精通したエージェントから転職者のキャリアに合うスカウトが届く仕組みです。
匿名公開なので今働いている企業に転職活動を知られる心配もありません。
高年収求人を多数保有するリクルートダイレクトスカウト
種類 | 転職スカウトサービス |
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公開求人数 | 103,657件 |
非公開求人 | あり |
特徴 | ・年収800万円~2,000万円の求人を多数保有している ・登録したらスカウトを待つだけで簡単に利用できる ・年収の幅が50万円単位で指定できる |
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの転職スカウトサービスです。
CAREER CARVERが名称を変更して、リクルートダイレクトスカウトになりました。
過去にCAREER CARVERを利用していた人は、アカウントの再作成や登録情報の変更などを行う必要はありません。
ハイクラス向けのサイトなので、年収が800万円~2,000万円の求人を多数保有しています。
登録したらスカウトを待つだけで簡単に利用できるシステムも、今の仕事で忙しい40代の人にぴったりです。
サービスに登録しておくと、匿名のレジュメを見たヘッドハンターや企業からスカウトが受け取れます。
企業から直接スカウトが受けられれば、コンタクトが取りやすく効率的な転職活動が可能です。
非公開求人も豊富で、ヘッドハンターがスカウトを通して紹介してくれます。
条件のよい仕事や、自分では思いもよらなかった仕事との出会いもあるでしょう。
求人情報の検索も可能で、検索の際には年収の幅が50万円単位で指定できます。
自分で検索する場合は、年収の指定をして今よりも年収が高くなる求人を探しましょう。
40代の平均年収を元に自分のキャリアを見直そう
40代の男女合計の平均年収は、国税庁の調査を元にすると40歳~44歳で470万円、45歳~49歳で498万円です。
平均値は高額の年収を得ている人がいると上がるので、中央値を参考にする方法もあります。
いずれにしても、自分の年収と比較して自分の位置を把握するのに効果的です。
平均年収よりも高い年収を得たい場合、今の職場にいながら年収を上げる方法を考えるか、転職するかの2択になります。
転職を考える場合、下準備をしっかりしなければ年収が下がる可能性もあるので、準備は欠かせません。
仕事をしながら転職活動をするのは難しいため、転職サービスを利用して備えるのがおすすめです。
40代の平均年収を元に自分のキャリアを見直して、希望する収入を得ましょう。